SHERLOCK/シャーロック シーズン3 2014
監督: スティーヴン・モファット, マーク・ゲイティス
出演: ベネディクト・カンバーバッチ, マーティン・フリーマン, ラース・ミケルセン, ルパート・グレイヴス
今回も1話、90分の3話で完結。
The Empty Hearse
最初のストーリーは,シャーロックが全シリーズでビルから飛び降り自殺を図ったことになっているが,いかにジョンを欺いてそう見せかけたかが主題でもある。
シャーロックが死んだと思われて2年。ジョン・ワトソンには恋人ができてプローポーズをすることに。マイクロフトは、密かにシャーロックをロンドンに呼び寄せ、大規模な地下テロ攻撃が捜査をさせていた。ジョンが誘拐され,シャーロックとメアリーでジョンを焚き火から助け出す。
The Sign of Three
ジョンとメアリーの結婚式でベストマンを務めたシャーロックはスピーチをする。まずジョンとの冒険談を語りだすのだが、話はあらぬ方向に行ってしまう。2人は女王の近衛兵からストーカー被害の相談を受けていた事件から話が始まる。
His Last Vow
なるほどこのシーズン3を飾る筋立てである。冒頭から麻薬を楽しんでいるシャーロックから始まる。シャーロックホームズファンにはやっぱりというところだが。新聞社の外国人オーナー、マグヌセンが陰謀の張本人である。彼が動かしている情報網アップルドアは一体どこにあるかが問題である。そしてシャーロックが撃たれる。助かるための精神的な葛藤がの描き方が面白い。メアリーの秘密が明らかになり、今シリーズから仕組んであったことが,最後に結びついてくる。そしてシャーロックの行動も最後は驚きの結末を迎えるのだが。最後にモリアーティの再登場である。
全体的に、現代版シャーロックのこのドラマは成功していると思う。時にプロットは複雑すぎるところもあるが、シャーロックとジョンの友情と性格の面白さがうまくストーリーに生かされている。
次回は、2015年に放送される予定だが、楽しみである。
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