THE BLACKLIST/ブラックリスト シーズン1

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THE BLACKLIST/ブラックリスト シーズン1

監督: ジョー・カーナハン
演: ジェームズ・スペイダー, メーガン・ブーン, ディエゴ・クラテンホフ, ハリー・レニックス


国際的な凶悪犯罪と関係して、指名手配となっているレイモンド・レディントが、FBIに唐突に出頭し自分が関わった犯罪者たちの逮捕や事件の防止ために協力すると申し出る。そして、彼は自分の担当に新米FBI捜査官で出頭当日に配属となったプロファイラーのエリザベス・キーンを指名する。
展開はスピーディーで、退屈しないし驚きもあり、なかなかのTVシリーズである。

設定は、羊たちの沈黙と同じ。FBIの若き女性捜査官が、凶悪犯罪の大物に立ち向かう。今回はサイコキラーではなく、テロリストなどの国際犯罪者達が多いが、なんだかシーズン最後はサイコキラーも出てくる。
もう一つちがうのが、エリザベス・キーンの過去である。彼女の本当の父は犯罪者であるが、正体はテレビでは明かされていない。

明らかに、レイモンド・レディントが彼女を指名して理由が関心の中心になるが、当然それは個人的な関わりと思えるのだが。結果的にはエリザベス・キーンは、レイモンド・レディントの娘であるという結果である。
これはすぐにはドラマでは明かされないが、見ている物はそうじゃないかと思って見るだろう。シーズン1の最後の展開で明らかになって行く。

レイモンド・レディントこそが、非常に有能なスパイであり、殺しのテクニックに優れている。そしてレイモンド・レディントの仲間が非常に有能でFBIを出し抜ける能力があるということである。彼がFBIに捕まらな異様にすることは簡単なこと。そして一つ彼の弱みがあるとすると、それは彼の血のつながった娘だろう。

そしてもう一つは、エリザベスの夫の正体である。おそらくレイモンド・レディントと敵対するグループに雇われて、最後にエリザベスを人質に取るために彼女に近づいたと考えられる。

物語の展開は、スピーディーで、レディントが007に近い能力と遥かに大きな闇の組織力を持っていること。そしてFBIの新人のエリザベス・キーンには自分が父であることを知らせないで手助けをすること。そしてFBIの中に、おそらく自分が陰の組織に入ったきっかけを作った巨大な悪が絡んでいることだろう。

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