Redemption ハミングバード 2013

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Redemption ハミングバード 2013

監督: スティーヴン・ナイ
出演: ジェイソン・ステイサム, アガタ・ブゼク, ヴィッキー・マクルア, ベネディクト・ウォン, ジャー・ライアン


ハミングバードというのは無人偵察機のことだろう。自軍の兵士の動きをも常に観察しているように映画では設定されている。最後にもロンドンの上空も飛んでいる。

ただこの映画の題名は罪のあがない(特にキリストによる)である。
この映画がRedemptionをテーマにしている訳でもないのは、内容を知れば分かる。ただ自分勝手な人間が、悪いことに手を染めながら残した家族のために金を残し、知り合いの女のために復讐をする話だ。
題名としては償いでもないし、ハミングバードでもない

ジョーイはアフガニスタンに派遣されていた元兵士。彼は自分の部隊の仲間が殺され、復讐のために5人のアフガニスタン人を殺した。ロンドンの町に潜伏して浮浪者として軍法会議から逃げている。偶然出会ったドーンという女と一緒にいたが、ある晩襲われ二人は別に別になる。ジョーイは、忍び込んだアパートの住人が9月まで帰ってこないことを知り、そこをネグラにして働き始める。彼の腕を見込んだ、中国マフィアが彼を用心棒として雇う。しばらくしてドーンが殺されたことをしり、その犯人を追うことになる。彼は、浮浪者の世話をしている尼僧のクリスティーナと親しくなるようになる。

ストーリーは、題名を深さがなく浅い流れで、恋あり、復讐あり、別れありである。映画的な受けを狙っているが、それほど印象には残らないだろう。
ジェイソン・ステイサムらしい役である。ハードボイルド、タフな男。尼僧、クリスティーナの役を演じてるアガタ・ブゼクはポーランド人。細身で美しい女性だ。

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