El Bulli: Cooking in Progress エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン 2010

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El Bulli: Cooking in Progress エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン 2010

監督: ゲレオン・ヴェツェル
出演: フェラン・アドリア(オーナーシェフ, 共同経営者), オリオール・カストロ(料理研究家, 試作担当), エドゥアルド・チャトルック(主任シェフ)

エル・ブジ(エル・ブリ)El Bulli、elBulli
スペインのカタルーニャ州コスタ・ブラバのロザスにあった三つ星レストラン。イギリスの雑誌『レストラン』において5度の世界一のレストランに選ばれており[、約50席しかないシートに世界中から年間200万件もの予約希望が殺到し、「世界一予約が取れないレストラン」と呼ばれていた。料理長はフェラン・アドリアである。、2011年7月30日に閉店している。

店のモットーは、独創的な料理を作ること。そして開店している時期は4月から10月まで、残りの半年は新しいメニューの開発である。

この映画は、店を閉店して新しいメニューの開発、そして次シーズンをスタートさせるまでの記録映画である。新しい手法を取り入れ、またこの映画では日本食のエッセンスを取り入れながら新しい食事を開発している。
新しい料理の開発には主に、オリオール・カストロ、エドゥアルド・チャトルックが担当して、最後にフェラン・アドリアが最後の仕上げをして、メニューいれるかどうかを決め、そしてレストランでの演出まで考える。

僕にはどの料理もそれほど美味しくは映らない。何か実験室のような意味合いが強い。そして季節が夏の間だけである。旬の料理を食べるなどのいう趣向はあまりないのだろう。と言うより、映画の中でもあるが、彼らが旬の食材を知らないようだし、売っている側も知らなそうだ。日本では考えられない。またフェランが映画の中で言っているように、香り、食感を大事にして、そして驚きのある演出が大事である。味は最後に整えるというような流れだったのも、そうかと思うほどびっくりである。最終的には僕は味だと思うんだけど、それにいろいろな物が足されて行くんだが。それとは逆の道筋であるのは驚かされるところだ。

いろいろなことを言っても、新しい料理の潮流を作ってきたエル・ブジを少しでも垣間見れたのは非常に面白いドキュメンタリーであった。

エル・ブジの店名の由来は、初代オーナーであったハンス・シリングとマルケッタ・シリング夫妻の愛犬が、ブジとういうフレンチ・ブルドッグだったことからエル・ブジに。

2009年 - ドキュメンタリー映画「エル・ブリの秘密」を撮影

フェラン・アドリア(オーナーシェフ/共同経営者)
オリオール・カストロ(料理研究家/試作担当)
エドゥアルド・チャトルック(主任シェフ)
ジュリ・ソレール(共同経営者)
2011年 - 7月30日 閉店

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