300: Rise of an Empire 300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~ 2014

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300: Rise of an Empire 300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~ 2014

監督: ノーム・ムーロ
原作: フランク・ミラー
出演: サリバン・ステイプルトン, エヴァ・グリーン, レナ・ヘディー, ロドリゴ・サントロ

2007年 300 〈スリーハンドレッド〉の続編。なにか時間的に理解が難しいが前作の出来事の前後の物語が描かれる。

前作の300の前の部分で、300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~の前編部分が、
紀元前490年、ペルシャ帝国のダレイオス1世は、ギリシャに攻め入り、エレトリアを制圧し、当時のアテナイの主要港である東岸のマラトンに上陸した。アテナイはスパルタに援軍の要請をするとともに、奴隷を伴ってマラトンに展開し、将軍ミルティアデス率いるアテナイ・プラタイア連合軍は、ペルシア軍を破り、敵の陸上移動を断念させた。これがマラトンの戦いである。

これが史実であるが、300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~ の前編ではペルシャ軍の上陸を阻止したように描かれている。

ダレイオス1世が亡くなった後王位を継いだクセルクセス1世は、ペルシア軍は北からギリシャに攻め入り、紀元前480年8月、ギリシア連合軍とペルシア軍と両地(テルモピュライおよびアルテミシオン)で衝突した。スパルタが主力となって防衛にあたったテルモピュライの戦いでは、カルネイアの祭によってスパルタは少数の兵300しか出陣できなく、スパルタ王レオニダス1世の奮闘むなしく防衛線を突破された。

これが、前作の300<スリーハンドレッド>のスパルタ王レオニダス1世が戦死するテルモピュライの戦いである。

紀元前480年のサラミスの海戦
アテナイの要請でサラミス島に集結していたテミストクレスがまとめあげたギリシア連合は、サラミス水道での海戦にとなり、地の利を生かしてペルシア艦隊を破った。

これは、300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~ の後編の部分である。
テミストクレスは海軍を得意とする軍事であった。彼が映画の主人公になっているが、マラトンの戦いで活躍したのは、ミルティアデスである。

この映画の見所は何と言っても残虐な殺戮シーンをクールな映像で描いているところである。どれだけの人が殺されているかわからないが。
もう一つはやっぱりエヴァ・グリーン演じるアルテミシアの大胆なセックスシーンである。この映画が提供しているのは、暴力とセックスというストレートな映画であるのは確かだ。ストーリーは非常に単純である。
この映画は好きと嫌いな人に真っ向から別れるだろう。単純な暴力とセックスが好きな人は楽しめる映画だ。

前回の300 <スリーハンドレッド>のコメントはこちら

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