ゆるせない、逢いたい 2013
監督: 金井純一
出演: 吉倉あおい, 柳楽優弥, 新木優子, 原扶貴子, 中野圭
高校生のデートレイプを扱った映画。 レイプが主題なのか？ 何方かと言えば、はつ実の心の葛藤、成長などがテーマだろう。
吉倉あおいの演技はうまい。彼女がいないと成立しない映画だ。
彼女が友達と離れて突然泣き出すときのシーンで、カメラが激しく揺れて、彼女の顔の表情がはっきりわからず、イライラしてしまった。
ストーリーの中でも周りの人間、特に母の対応と隆太郎とを仲介する二人の何ともはっきりしない行動にイライラしてしまったけど。
はつ実は、隆太郎が本当に好きだったのに起きたレイプ事件。
高校生とつきあっている者との間に起きたから少し複雑なんだが。
ただあれは、ただのレイプだろう。レイプしてそのまま逃げて行った。彼女の気持ちがどんなになるのかまわず、そのまま自殺するかもしれないのに。これが、少年犯罪として裁かれない理由がわからないが。
はつ実が、ただもう逢わないと決めた理由がはっきりしない。もっとはっきりと隆太郎をせめた方がいいのに。そこが揺れ動く、彼女の気持ちだが、はっきりとした決断が必要なんだ。
デートレイプ
デートレイプとは、友人や知人など知っている人々、または恋人の間など、婚姻関係にはないものの社会的には相互関係のある人の間での強姦、または、非合意の上での性交である。
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