dreaming on clouds

凍える夜に、盲目の殺し屋トポ Cold Comes the Night 2013

監督: ジー・チャン
出演: ブライアン・クランストン, アリス・イヴ, ローガン・マーシャル=グリーン, アースラ・パーカー

窓際にsnowballがあって、外の風に舞って血が付いたお札が窓ガラスに触れる。いいプロローグである。

夫に死に別れたクロエはモーテルの管理人をして、一人娘のソフィアを育ている。そこに、2人組の怪しい人物が知り合いということを隠して別々にモーテルに泊まる。ところが、そのうちの一人が娼婦ともめて殺されてしまう。友人で保安官のビリーがその事件の担当になる。
翌日の朝、トポという得体の知れない人物から殺された人間の車が必要だと脅されるようになる。

さて、どうしてクロエにトポは頼むのだろうかと思っていた。自分で手に入れた方が楽じゃないのと。しかしトポには視覚障害があって自由に行動が出来なかったのである。

この映画は期待以上である。脚本もいいし、ストーリーの展開が本当に面白い。予想できないことが起こる。最後まで目がはなせないのである。
ちゃんと楽しめる映画である。

クロエを演じているアリス・イヴがいい。しっかりと演技した表情の変化がとてもいい。そしてトポを演じているブライアン・クランストンは、ほとんど表情を変えない。そこがこのストーリーのポイントだ。

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