Pain & Gain ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金 2013
監督: マイケル・ベイ
出演: マーク・ウォールバーグ, ドウェイン・ジョンソン, エド・ハリス, トニー・シャルーブ, アンソニー・マッキー
出だしは全くつまらない。こんなことはあり得ないほどくだらない犯罪だと思ってしまうからだ。後半次第に現実感が増してくる。ちょっと見れるようになる。しかし犯罪も次第にばかばかしいほど単純なことがわかる。これこそ実話をもとにした映画ならでは流れなんだろう。
運動競技ではno pain, no gainは、練習のためのよく使われるモットーである。特にジェーン・フォンダがエアロビクスのビデオで何度もこの言葉を使った。これもジムが舞台になっているのでこのタイトルが使われている。
このストーリーには何かが足りない。それで見ていてつまらない。どこかファンキーで現実感がないところと、実話であるところの組み合わせがよくない。このストーリーはもっと味付けさえ良ければ、もっともっと楽しめたのに。リアルさを増すか、ファンキーさを強くするかどちらかだっただろう。おそらく主人公のダニエル・ルーゴをもっとサイコ的、パラノイア的にしたらもっと面白くなったんだろう。
マーク・ウォールバーグはテッド、2ガンズに出演、俳優だけでなくプロデューサーとしても活躍している。
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