Die Tur The Door ザ・ドア ~交差する世界~ 2009
監督: アノ・ソウル
出演: マッツ・ミケルセン, ジェシカ・シュワルツ, ヴァレリア・アイゼンヴァルト, トーマス・ティーメ
この作品は見始めて、今まで通りの過去に戻ってやり直すストーリーかと思ったが、違うんだという驚きから始まった。なるほどこれは、オリジナリティのある設定で面白い。別の世界は5年前の世界。そして5年前の自分を殺してしまえば、別の世界でやり直しができる。
実際には矛盾するところが多くて、不思議なんだが。僕は途中までずっと主人公は死んでいたと思った。死ぬ直前の幻想を見ているんだと思ったんだがそうでもなかった。
次第にジョン・カーペンター監督的な世界観というか、周りの人間がすべて敵になってしまうような感覚になる。何方かと言えば私的な物語である。最後の展開も、これからどうなるんだろうかと思わせる余韻もあったりで良い。
ドイツ映画である。
マッツ・ミケルセンはデンマークの俳優である。デンマークからハリウッドにデビューして、007 カジノ・ロワイヤル、タイタンの戦いなどに出演して、最近はアメリカのテレビシリーズのハンニバルでレクター役をしている。深い瞑想の中に入るようないい雰囲気をだす俳優だ。
My Rating(評価): 15/20
アクセス数:28
コメント