Comme un chef シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~ 2012

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Comme un chef シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~ 2012

監督: ダニエル・コーエン
出演: ジャン・レノ, ミカエル・ユーン, ラファエル・アゴゲ, ジュリアン・ボワッスリエ

ジャン・レノが演じる三ツ星レストランのカリスマシェフ、アレクサンドルと ミカエル・ユーンが演じるレストランを解雇され続けたジャッキーのコンピ。このストーリーは少し、レミーのおいしいレストランを連想させるないようだが。それでもやっぱり料理の話は面白い。伝統的な料理と、新しい分子料理との戦いも笑ってしまう。
フランス流のジョークが一杯出てくる。レストランや料理についてもっとひねりがあるともっと楽しかったんだが。

映画の中のワイン
映画の最初に仔牛のブランケットにラングドックのフォジェールの赤を飲もうとしたお客にジャッキーがこれには2003年のミュスカデがあうと進める。そしてフォジュールが飲みたいんだったらと仔牛のブランケットの料理を下げてしまう。
ブランケットは、肉を煮込んで小麦粉や生クリームで白く仕上げる料理法。肉は赤と言うわけでなく、生クリームなどをつかっているなら、やや濃いめの白だろう。舞台はビストロ風だから安いミュスカデの2003年を選んだんだろう。最初階段に座って飲んだワインは、マルゴーだ。 風味がないなんて言っている。そして61年のシュヴァル・ブランがでてくる。グラスに入っているワインの色は明らかに違うと思うけど。このヴィンテージのシュヴァル・ブランが出てくるのは、サイド・ウェイだ。そしてペトリュス。なるほど監督はボルドー右岸が好きなんだろう。

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