Take This Waltz テイク・ディス・ワルツ 2011

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Take This Waltz テイク・ディス・ワルツ 2011

監督: サラ・ポーリー
出演: ミシェル・ウィリアムズ, セス・ローゲン, ルーク・カービー, サラ・シルヴァーマン

マーゴとダニエルはロンドンで出会う。そして偶然に帰りの飛行機の中で隣り合わせになり、そしてごく近所に住んでいることがわかる。結婚している女性が、別の男性に惹かれる。べつに今の旦那に不満があるわけではないが、次第に別の男性の方が好きになって行ってしまう。そして彼女の決断とその後の結果は。

こうのようなあらすじを書いてしまうとなんだかつまらない映画のような気がするんだが。ただ映画は、自然な切ないまでにマーゴの揺れる女性の気持ちを描いている。
これは、ミシェル・ウィリアムズと監督のサラ・ポーリーがなせるものだろう。死ぬまでにしたい10のことで主演を演じていたサラ・ポーリーはこの作品が監督として2作品目。女性監督であり、自然な女性の気持ちを表現できる女優でもある。マーゴを演じているのは、ブロークバック・マウンテン、ブルーバレインタインのミシェル・ウィリアムズである。彼女の演技は、本当に身近にいる女性のように見えて、見ている誰もが彼女が作るリアリティの中に入って行く。
非常に抑えた演技をしているセス・ローゲンだが、なんとなく彼の表情を見るだけて笑えてしまうのは仕方がないか。

タイトルのテイク・ディス・ワルツは、レナード・コーエンの歌である。
それよりもVideo Killed the Radio Starがかかるんだが、この歌が本当に懐かしい。

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