A big country 大いなる西部 1958

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A big country 大いなる西部 1958

原作: ドナルド・ハミルトン
監督: ウィリアム・ワイラー
出演: グレゴリー・ペック, ジーン・シモンズ, チャールトン・ヘストン, キャロル・ベイカー

この映画は、とりわけ大好きな西部劇。グレゴリー・ペック、チャールトン・ヘストン、ジーン・シモンズなどビッグスターが出演して、監督がウィリアム・ワイラーだから、確かにいいに決まっている。そして音楽も非情に有名で聞き覚えのある曲である。ジェローム・モロス が作曲している。

東部出身の船乗りだったジム・マッケイが、婚約者のパットとともにパットの父、テリル少佐の牧場にやってきた。そこで、テリル家とヘネシー家の激しい対立があることを知る。ジムは、争いの中心の土地ビッグマディを持っているパットの友人のジュリーと出会う。ジム・マッケイは、争いを嫌い、物事を理性をもって処理して行くタイプだった。彼の行動は、パットや、その他の西部育ちのものから理解を得られなく、次第にパットの気持ちはジムから離れて行く。

東部からやってきたグレゴリー・ペックが演じるジム・マッケイの行動が素晴らしい。西部の常識を翻して、本当の男らしさを体現している。そこに子供の頃は影響された気がする。男ならこうあるべきという見本みたいだった。
着飾らない、質素な姿のジーン・シモンズの美しさが際立っていた。
ストーリーも、巧妙なプロットで練られている。素晴らしい銃撃戦があるわけではないが、馬を乗りこなしたり、殴り合いの喧嘩があり、そして決闘もある。最後までどんな結末が待っているのかわからない。最後の結末は、観客すべてがなるほどと思える。

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