The Ides of March 2011 スーパー・チューズデー ~正義を売った日~

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監督: ジョージ・クルーニー
出演: ジョージ・クルーニー, ライアン・ゴズリング, フィリップ・シーモア・ホフマン, ポール・ジアマッティ, マリサ・トメイ

この映画は4人の俳優が実にいい演技をしている。
挙参謀スティーヴンを演じるライアン・ゴズリングに、スティーヴンのボスのポールを演じるフィリップ・シーモア・ホフマン、大統領候補モリスを演じるジョージ・クルーニーそしてライバル陣営の選挙参謀のダフィを演じるポール・ジアマッティである。
大統領選の選挙参謀が行う深く汚い取引が描かれている。若くして選挙参謀の助手をしてるスティーヴンが次第にライバル陣営の罠にはまる。最後の最後に逆転をする為の切り札がこの映画の見所である。
ただ結論はなるほどだけどそれほど驚くものでないのも確か。

ジョージ・クルーニーが監督もしている所が面白い。次第にプロデューサーや監督業を専門にするんだろうと思う。
英題のThe Ides of March の意味は、3月15日である。この日ジュリウス・シーザーが暗殺された日なのである。この意味は最後の結末を暗示している。邦題のスーパー・チューズデー を知っている人は、アメリカの政治をよく知っている人だろう。予備選挙で、多くの州がこの日に行われ、その結果が、民主党もしくは共和党の大統領候補の行方に重大な影響力を持つ日である。

My Rating(評価): 13/20