J. Edgar 2011 J・エドガー

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監督: クリント・イーストウッド
出演: レオナルド・ディカプリオ, ナオミ・ワッツ, アーミー・ハマー, ジョシュ・ルーカス, ジュディ・デンチ

監督は、もう監督業の方が本業であるクリント・イーストウッド。社会派の映画が多い。この映画では、エドガー・フーヴァーの半生を描いているのだが、やっぱり日本人にはあまり響いてこない部分が多い。有名な事件が折り込まれ入るがどれだけFBIがからんでいたか、日本人には実感できない所が多いためだろう。

ジョン・エドガー・フーヴァー(John Edgar Hoover, 1895年1月1日 - 1972年5月2日)は、アメリカ連邦捜査局(FBI)の初代長官である。日本人がどこまでエドガー・フーヴァーのことを知っているかと言われると、名前くらい聞いたことがある程度だろう。
ワシントンD.C.生まれと自称しているが、生い立ちはほとんどわからないらしい。FBIの創立に関係し、長く長官でありつづけ、政治家の情報を収集して大統領をも操る人物であった。
アメリカの歴史を知っていないとこの映画を深く理解できないかもしれない。ジョン・デリンジャーの逮捕、リンドバーグ子息の誘拐犯の逮捕、キング牧師に不倫の証拠テープを送りつけ、ノーベル平和賞を辞退させようとして果たせなかったことなど有名な話に関係していたことを知る。
フーヴァーはアシスタント・ディレクターのクライド・トルソンと同性愛関係にあった可能性がほのめかされている。

レオナルド・ディカプリオがエドガー・フーヴァーを熱演というところ。ナオミ・ワッツもフーバーの秘書ヘレン・ガンディを演じている。ただ、年をとってからの場面が多くて、二人ともかなりメーキャップをして老け役を演じているが、あまり奇麗でない。なんというか老け方がわざとらしくそこは残念。

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