Dancer in the Dark 2000 ダンサー・イン・ザ・ダーク

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監督: ラース・フォン・トリアー
出演: ビョーク, カトリーヌ・ドヌーブ, デビット・モース, ピーター・ストーメア, ジョエル・グレイ

プレス工場でのミュージカル、列車でのミュージカルシーンは面白い。ビョークの歌も素晴らしい。でも..

僕は、この映画のカメラワークが嫌いである。ミュージカル部分は固定されたカメラで撮影されているが、他は手持ちのカメラで撮っている。特に、監獄での撮影は見ているのが辛かった。あまりにもわざとらしいカメラワークで。

ビョーク扮するセルマは、絞首刑となる。その過程で殺人を犯すセルマの気持ちが最もわからない。隣に住む警官のビルが金を盗んで返してくれないからなのはわかるが、どうしてビルが殺してくれと頼むんだろう。全くわからない。
その後の流れはかなり暗くなってしまう。絞首刑での場面での女性看守とのやり取りや、ケイティが駆け上るなんてあり得ない。
カトリーヌ・ドヌーブがケイティを演じているのは信じられなかった。あまりにもこの設定には合っていないだろう。本当は,黒人女性が演じられるはずだったが、監督とカトリーヌ・ドヌーブが知り合いだったことからフランス人移民の女性を演じることになったらしい。

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