監督: スティーブン・リズバーガー
出演: ジェフ・ブリッジズ, ブルース・ボクスライトナー, シンディー・モーガン, デイヴィッド・ワーナー, ピーター・ジュラシック
トロン：レガシーのオリジナル作品である。なかなか見る機会がなかったが、レンタルで借りることができた。
この映画のすごい所は、今見て思うんだが、あの頃流行っていたアーケードゲームの世界に自分が入ったらどうなるんだろうと言うことをそのまま映画にしたものである。このような発想で作られてた映画は全くなかったから画期的な映画と言っていいだろう。
ただ、当時の観客にはコンピューター用語が難しくて、一つ一つの役割が難しくて十分に理解できなかったのではないか。僕もあの頃に見た時には、あまりピンと来なかった。
大まかなストーリーの設定；
ソフトウェアメーカー・エンコム社のコンピューターには、デリンジャーがプログラムしたMCP（マスター・コントロール・プログラム）が動作して、いろいろな情報が隠ぺいされ、強い管理下に置かれていた。トロンは、一つのプログラムでプログラム全体の機能をチェックする監視プログラムである。これは、MCPの不正を暴く機能があった。ケヴィン・フリンは、MCPによってコンピューターの世界に捕らわれてしまう。そこでトロンと出会いMCPと戦うことになる。
ライト・サイクルのシーンは、今見ても素晴らしい。アニメーションであるが、それでも時代を超えてカッコいいのである。当時陣取りゲームのような感じのゲームがあった覚えがある。
僕が見たDVDは、音声とバックグラウンドのバランスが悪く、あまり会話が聞き取れない。新しく編集し直したヴァージョンで見たい物である。
この映画は、世界で初めて全面的にCGを導入した映画と言われるが、フルCGシーンは15分286カットである。ディズニーに勤めていた頃のティム・バートンがアニメーターとして参加している。
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