ALWAYS 三丁目の夕日'64 2012

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ALWAYS 三丁目の夕日'64 2012

監督: 山崎貴
出演: 吉岡秀隆, 堤真一, 小雪, 堀北真希, もたいまさこ、三浦友和、薬師丸ひろ子

このシリーズは安定した品質の良さを感じる。この作品も本当に素晴らしい。
東京オリンピックの年。何と言うか日本の良き時代である。戦後、活気出てきて東京オリンピックを迎えた。戦争の悲惨さからこれからの国の復興を喜ぶイベントだった。見ている人があの時代にタイムスリップでき、楽しい雰囲気を別けてもらえる映画である。

最初の東京の風景は、本当に素晴らしい。今回東京タワーがテーマでもあると思うけど、このCGの作りはうっとりとするくらい素晴らしい。確かキング・コングのニューヨークのCGも素晴らしかったがこれも素晴らしい。ただ、車は動いていたりするんだが、人間がだれもいないのは、まだまだと言う所なんだが。

やっぱり今回は、堀北真希が演じる星野六子の恋が中心。これがなかなかいい。ジーンと来る。森山未來が演じる菊池孝太郎も、モテキの時の森山未來と雰囲気が違ってさすが役者だと思った。
鈴木オートの息子の一平は、若大将の加山雄三に憧れている設定であの頃の高校生を面白く描いてい懐かしい。確か若大将の映画に出てくる若大将の弟のキャラに似ている気がするんだが。
シェーは、赤塚不二夫のイヤミだ。東京オリンピックの頃から流行っていたんだ。知らなかった。

吉岡秀隆演じる茶川竜之介は、いつもやややり過ぎの感じがあるんだが、これがこの映画のスパイスでもあるんだろう。これがないと、たるんだ映画になってしまう。

主題歌のグッドラックも切なく優しい歌でいい。ただもっとあの頃の歌ももっと入れて欲しかった。六子が、恋のバカンスなんかを口ずさんでいたかな。

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