コクリコ坂から 2011 From Up On Poppy Hill

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企画・脚本・宮崎 駿
監督・宮崎吾朗
原作:高橋千鶴(作画)・佐山哲郎(原作)
声:長澤まさみ、岡田准一

この映画は、ALWAYS 三丁目の夕日'64の次に見たんだが、どちらも東京オリンピックが話題にあり、あの頃の高校のバンカラな雰囲気がでているし懐かしさを感じる。
僕には、この作品は本当に素晴らしく出来ていると思っている。小松崎海と風間俊の心のつながり、葛藤、最後の喜びが控えめに心に染み入るように描かれている。
坂本九の上を向いて歩こうは映画の随所に使われていてこれも、口ずさまないではいられない。
この映画は、やはり戦後もテーマの一つなんだ。小松崎海の父が朝鮮戦争で死んでいる。またその当時の船乗りの仲間の気持ちもある。
舞台はどこなんだろうと思っていたけど、最後のシーンで、桜木町などが出てきてそやっと横浜なんだとわかった。あの頃の新橋、国鉄(JR)が映っている。同時代に東京にいたわけではないのでわからないが、懐かしさが伝わってくる。
コクリコはフランス語でヒナゲシを意味する。

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