Les Paul: Chasing Sound 2007 レスポールの伝説

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脚本;ジェームス・アーンツ
出演: レス・ポール, ジェフ・ベック, キース・リチャーズ, B.B.キング、ポール・マッカートニー

いきなり、キース・リチャードがでてきて、一緒にギグをして、キースの歌が聴けるなんてまずびっくりなんだが。最初からうまく作ってあると印象を受ける。93歳まで現役でステージに立っていたレス・ポール。この映画の中では、まだまだ演奏するんだという心意気が現れていてすごいなと思えた。全体の流れは素晴らしく楽しく見れたし、レス・ポールがどんな人かわかってよかった。

彼のギターの腕ばかりでなく、多重録音のすごさ、エレキ・ギターの製作など発明家としての発想の素晴らしさにただ驚くばかりである。アメリカの偉大な発明は、ガレージで生まれる。アップルのコンピューターもジョブスがガレージで作った。アメリカのワインにもガレージワインてあるけど、アメリカ人はガレージで趣味をするのが好きなんだ。
メリー・フォードの歌声が優しく、奇麗な歌声だったが再認識。ジェフ・ベック、BB キング、リチャード・カーペンターがでてきてレス・ポールの演奏を熱く語るのも面白い

ただ、エレキ・ギターの発明の話は、時間的な流れがゆるくてもう少し説明が欲しかった。すこしネットで集めた情報を整理する。
1951年 How High the Moonが全米1位。1952年 ギブソン社初のソリッドギターレスポールが発売。アンペックスから世界初の8トラック・テープレコーダーが発売。 1953年 Vaya Con Dios 9週連続でチャートトップを記録

1915年にウィスコンシン州で生まれて、2009年にニューヨークで亡くなった。もっと早く知っていれば、イリジュウムライブを見ることができたかもしれない。残念だ。

演奏された曲は
Crazy Rhythm, How High the Moon, Let the Good Times Roll, Ain't That Good News, Dream Dust, Get Your Kicks on Route 66, Blue Moon, Dark Town Strutters' Ball, Moonglow, Hawaiian Paradise, Blue Room, My Blue Heaven, Begin the Beguine, After You've Gone, Goodbye, Lover, Goodbye, Cherokee, Rumors Are Flying, Brazil, Lover, Nola, Let's Fall in Love recorded c. 1950; released 1991, Just One More Chance 1951, Bye Bye Blues 1952, Tiger Rag 1952, Mocking Bird Kill 1951, I Really Don't Want To Know 1954, The World Is Waiting for the Sunrise 1951, Vaya Con Dios 1953, I'm Sitting On Top Of The World 1953, Take Me In Your Arms and Hold Me, Deed I Do, Avalon, You Can't Take It With You Blues, Nature Boy, Over the Rainbow, Sweet Georgia Brown, How High The Moon / Just Because / as Rhubarb Red

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