監督: ラリーサ・コンドラキ
出演: レイチェル・ワイズ, モニカ・ベルッチ, デヴィッド・ストラザーン, ヴァネッサ・レッドグレーヴ, ベネディクト・カンバーバッチ
Whistleblowerは、内部告発者の意味。トラフィッキングは、人身売買である。ボスニアのような紛争状態にあった所にこんな人身売買によって連れてこられた少女達が働かさせているなんて。そしてその顧客が、地元の警察官やUNの職員だったりするなんて。UNが、こんな状態にあるとは、まさに知らないことだらけである。海外労働者とくに、紛争遅滞で働く人は意識が高い人が行っていると思いがちだが、これを商売にして動く組織や、意識は高いのだが、仕事以外では、海外で何をやっても許されるのかと思ってしまう。
映画は、ドキュメントでありながら、サスペンスあり、徐々に組織的にもみ消そうとする上部からの圧力があり、観客を飽きさせないストーリーである。
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