原作:平井和正・石森章太郎
監督:りんたろう
脚本:桂千穂 内藤誠 真崎守
音楽監督:キース・エマーソン
キャラクターデザイン:大友克洋
監督: りんたろう
出演: 美輪明宏, 小山茉美, 原田知世, 池田昌子, 古谷徹
アキラの大友克洋、エマーソン・レイク・パーマーのキース・エマーソンが音楽担当なのが嬉しい。
この映画は、何度も見た。ただ石ノ森章太郎の漫画の方が数段素晴らしい。この作品に対する思い込みが強い分この映画がの批判が多くなる。平井和正の小説は、少し読んだが、それほど感激がなかった。やはり最初に読んだ石ノ森章太郎の作品が頭に会ったからだろう。
プロローグの占い師みたいなおばさんは必要ないし、プリンセスルナが覚醒する所も説明が多すぎて、つまらない。
東丈の姉さんも暗すぎし、ウエットすぎる。女性キャラクターは、みんなやや目がつり上がっていて、もっとキャラクターを描けないのか残念である。作画全体に動きがすくなく、自分が思い描いた超能力の世界と違っている。
トロイやその子供達もいない。残念。
作り手の思いが強すぎて、ストーリーの流れが悪い。最後のキース・エマーソンの音は、確かにいいんだが、僕には明るすぎる。それに原作ではこれから続く戦いの序章でしかないはずだが、終わったように描かれてしまっている。
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