監督: J.J.エイブラムス
出演: ジョエル・コートニー, エル・ファニング, カイル・チャンドラー, ロン・エルダード, ノア・エメリッヒ
J.J.エイブラムス＜監督・脚本･製作＞ × スティーブン・スピルバーグ<製作>
素直に素晴らしい映画である。確かに少し新しさにかける所はあるが、映画の中にあるスピリットは十分伝わってくる。
昔懐かしいスーパー８ミリ映画の撮影を取り上げている。これは監督のJ.J.エイブラムスが少年時代にこのスーパー８を使って映画を作っていたことをもとにしてこのストーリができているからでもある。ちなみにスティーブン・スピルバーグは、少年時代８ミリで映画を撮っていた。
最初の駅で映画の撮影のシーンから列車事故に展開する所は素晴らしい。しかしどんどんストーリがETのようになってくる所から徐々にトーンダウンしてしまっている。
宇宙人の作り方は、やや古くさいし、人間が捕まっているのもややエイリアンじみている。どんな恐ろしい宇宙人でも子供には優しいところも観客をドキドキさせない。総じて最後の部分はあまりインパクがない。ここがヒットしなかった要因だ。もう少しもう少しひねった方がよい。
出演のエル・ファニングは、可愛くて演技もうまく大女優になるような期待感がある。彼女は、ダコタ・ファニングの妹であり、２歳の頃から子役で活動している。
映画の中で80年代の曲が一杯かかっている。これが懐かしくて仕方がない。特に、My Sharonaを子供達が口ずさんでいるシーンがある。何だっけこの曲、誰の歌だっけと思い探さずにはいられなかった。これは本当に懐かしい。
ちなみに映画で使われた曲は、
"Don't Bring Me Down"
by Electric Light Orchestra
"Match Game Opening Theme"
by Robert Israel
"Easy"
by The Commodores
"My Sharona"
by Zach Mills, Riley Griffiths, Ryan Lee, Gabriel Basso and Joel Courtney
"Bye Bye Love"
by The Cars
"Silly Love Songs"
by Wings
"Heart of Glass"
by Blondie
"High Diving Hare"
by Carl W. Stalling
"Undercover Angel"
by Alan O'Day
"Le Freak"
by Chic
"Don't Bring Me Down"
by Electric Light Orchestra
"My Sharona"
by The Knack
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