The Summons John Grisham 召喚状 ジョン・グリシャム

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これもAudio Bookで聞いた。何度も昔に聞いていたのに、最後までたどり着くまでに挫折していた作品。
レイ・アトリーはヴァージニア州立大学の法律学の教授。弟のフォレストは、薬物中毒者であり、いつも問題を起こす厄介者。彼らの父は、ミシシッピのクラントン郡の判事で、彼は死期が迫った彼の父から呼び出し(召喚状)を受ける。そしてレイは、家に帰ったところ、父は、ソファに横たわって死んでいた。そして書斎に300万ドルの現金も発見する。

よく作られたサスペンス小説である。最後まで結末が判らない。ただこの小説の評価が低かったのは、ジョン・グリシャムの得意な法律問題に絡むものではなく、また最後まで個人的問題に限定されていたからだろう。読んだ後に残るものも、なにか苦々しい。結末がそれほどすっきりするものではない。

ただ僕にはすごく身につまされたし、大金を持って右往左往するのが、リアルだった。良い意味で面白かった。

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John Grisham ジョン・グリシャムのサイト http://www.jgrisham.com

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