監督 ロブ・マーシャル
出演 ダニエル・デイ=ルイス, マリオン・コティヤール, ペネロペ・クルス, ケイト・ハドソン, ニコール・キッドマン
フェデリコ・フェリーニによる自伝的映画『8 1/2』をミュージカル化したもの。だから9 NINEだろうね。豪華なキャストである。ペネロペ・クルスのダンスも歌も、すごくエロティックでいい。ジュディ・デンチこんなに歌がうまいなんて。娼婦（ファーギー）のタンバリンと砂を使ったステージはすばらしい。ケイト・ハドソンのダンスシーンは、イタリアのファンションショーを意識した証明、ステージ、コントラストを上げていてスタイリッシュである。アメリカのオール・ザッツ・ジャズの、イタリア版というところだけど、盛り上がりがない。おのおのシーンには、ミュージカルとしての見せ場はあるが、映画としてストーリのダイナミズムがないので見ているものが飽きてしまう。最後にソフィア・ローレンは年を取らないの？
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