Mr. Smith Goes to Washington 1939 スミス都へ行く

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Mr. Smith Goes to Washington 1939 スミス都へ行く

アカデミー脚本賞受賞
監督: フランク・キャプラ
出演: ジェームズ・スチュワート, ジーン・アーサー

スミスはボーイズスタッフというこどもの新聞を運営するボーしスカウトの支部長。ミネソタ州上院議員が亡くなり、指名権のある知事は上院議員の候補に迷う。知事の食卓で、子ども達とかわす政治的な会話が愉快。そして子ども達は大好きなジェファーソン・スミスを推薦する。知事の"高い"政治的な判断から、ジェファーソン・スミスが上院議員に指名される。ワシトンに来て浮かれいたスミスが次第にダムの建設をもくろむ政治を牛耳るテイラーと彼と組むジョー・ペイン上院議員の暗躍に真っ向から戦うことになる。リンカーン像の前で、最初は希望を持って立つスミス、そして政治の暗部に直面し失望して座り込むスミス、そしてまた希望を持つスミスが描かれる。そこにはアメリカの現実があり、またアメリカの理想があるのである。上院の議長の暖かいまなざしアメリカの良心を表している。
こどもの夢を大切にし、自分の理想と信念を貫く姿に心打たれる。
ワシントンに来たスミスが興奮しているのをあきれた顔で見るシニカルなクラリッサ・サンダース役のジーンー・アーサーが本当に愉快である。彼女の特徴的で魅力的な声がいい。Yippee!!!
この映画を、日本の政治家はどれくらいの人が子供の時に見ているんだろうか??いや国会議員になったらこの映画を見る事を義務化してもいい。
でも世の中には、テイラーやペインのような輩が現実にはいっぱいいるのは悲しいことである。

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