Breakfast at Tiffany's 1961 ティファニーで朝食を

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監督: ブレイク・エドワーズ
出演: オードリー・ヘプバーン, ジョージ・ペパード

オードリーヘップバーンはこの映画でもゴージャスですばらしい。オードリーの歌はうまくないと言ってけなす人が多いが、ヘンリー・マッシーニは、"ムーンリバーはアンディ・ウイリアムスなどいろいろな人が歌っているが、映画の中でオードリーが歌っているのが一番良い"と言っていたらしい。僕もオードリーの素な部分が出ていて大変気に入っているシーンでもある。ティファニーの前で、コーヒーとクロワッサンを食べる最初のシーンや、ジョージ・ペパードと一緒に、ティファニーや図書館を巡り最後にお面の万引きをするところはおしゃれで、いつもニューヨークに行くと思い出してしまう。良い映画には欠かせないおまけの指輪、お面、タバコ、名前のないキャッツといった小道具がいっぱいつまっている。ムーンリバー以外のバックに流れる音楽も本当におしゃれである。 トルーマン・カポーティは、主演はマリリン・モンローが良かったらしい。後年はジョディ・フォスターが良いと言ったとか。オードリーには、カポーティが描いたテキサス出の、小悪魔的な艶のある女性を演じることはできないだろう。子どもの頃にこの映画を見た時の印象であるすてきなラブロマンスというよりは、本当はもっとその当時の最新の大人の生き方を描いていたのが見直すとよくわかる。確か、原作ではホーリー・ゴライトリーは、最後に旅立ってしまうはずだったが。そう意味でカポーティの原作とは、内容もホリーも違ったものに仕上がっているのは確かだろう。

オードリー・へプバーンのページ

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