Appleの新しいOSs,WWDC15の概要

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Appleの新しいOSs,WWDC15の概要

WWDC15のプロローグは面白く作ってある。今回は凝っているなという感じである。もう一つは、今回のこのサンフランシスコでのカンファレンスは入場者が多くてどこもビデオcえ中継しているlive streaming conference を取っている

OSX El Capitan、iOS9、watchOS2の紹介。そしてMUSICの紹介である。
ユーザーフレンドリーの部分が増えている。これはMacの体験部分。


まずは、ジェスチャーの改善、操作性が向上。カーソルを速く動かすとカーソルが大きくなる。これでカーソルがどこにあるのかわかる。

サファリ、メイルの機能が良くなっている。サファリの検索機能も向上。ページピン、などタブの操作が充実したようだ。メイルでは、カレンダー、連絡先への連携がより簡単になっている。
何と言ってもSplit viewがいい。エクスポゼからの発展型だろうな。これはAdobeのような大きなアプリケーションではいつも行っていたディスプレイであるが、アップルのOSの中で異なるアプリで実現したのは面白い。
Spotlightの充実。これも使い勝手がよくなっている。天気予報、スポーツなどがすぐに検索できる。これはインターネット上のAPIの発展を受けたものである。アップルのOSがいち早く取り上げているのがいい。そしてSiriと同じように話し言葉で検索ができるようになっている。Siriができるなら普通の検索でもできるのは当たり前であるが。
メモの機能も改善、様々なメディアが貼り付けられるし、チェックボックスもすぐにできる。写真の機能も改善しているのだが、他社製の編集ツールの連携が良さそうだが、photoshopとの連携がよくなるということだろうか。

マップの機能が改善は好印象である。グーグルの地図機能が使えなくなってからMacファンはイライラしていた。これが少しでも改善すればいいんだが。交通機関の情報が反映されるのは本当に良い。

カンファレンスでは発表されなかったが、日本語の入力も改善している。言語エンジンが改良されているらしい。本当によくなるだろうか?前回のYosemiteでは非常にがっかりしたのであるが。使ってみなければわからないが。新しい日本語フォントも加えられる。


パーフォマンス:OSが早くなっている。特にMetalがMacでも採用されてグラフィックスの早さが格段によくなるらしい。3Dゲームの表示がもっと速くなるということだ。
EPIC GAMEもかなりインターラクションがすごく改善している。

アプリケーション1.4倍、PDFをプレビューするのは4倍に
AdobeもMetalに対応する予定なので、Adobeソフトも速くなるようだ。

OSX El Capitanに関しては、最近アップルのOSのアップグレードが短い期間でなされている。これは好印象である。特に全体のスピードアップ、日本語入力の改善は本当にいい。
しかし全体のコンセプトはあまり新しさがない。なんだかマイナーチェンジのようである。あまり驚きがないのである。もっともっと革新的なOSにして欲しいのだが。

iSO9

OSX El Capitanと同様に開発が進められていて、特にこれはEl Capitanとは大きな違いがないだろう。

Siriがよくなっている。reminderなどの簡単な記録も使いやすくなっているんだろう。電話番号とemailと連動して電話番号から誰から電話がきたかわかる


serchが充実した。これもサーチのためのAPIアプリが実装されているようだ。どこのデータベースからも自分のアプリでデータを抽出して、iPadやiPhone上に便利に簡単に表示できる。

apple pay
アメリカではかなり使える様になっている。
これは日本でも別のアンドロイドでできるのだが、アメリカではこれからiPhoneが主流になる可能性が高い。そして、イギリスでも。

最後にWalletというappliも、チケットもお金もカードも

Notesもメモと同様に使い易くしている。

マップの機能これは、交通情報なども含めて充実する。

News
新しいアプリである。自分でチョイスしたジャンルだけを表示する機能がある。どの新聞、スポーツニュースなども全てまとめて表示できる。表示もクールなアニメーションが付いている。これは楽しみ。今までも自分だけが興味ある記事を集めたものだけが見たいと思っていた。
これは、日本ではいつできるんだろうか。

Quick type
iPadでいままですこし不満があったが、もっと入力が楽になるようだ。特にコピー、ペーストがジェスチャーでクリックでできるようになる。

Multitasking
同時に複数のアプリが起動してアプリ間でデータの受け渡しができる。
iPadでもできるようになる。これは便利だ。同時に二つのアプリが起動してsplitのように表示ができて、コピー、ペーストもできる。これが今までなかったが不思議だった。

Slidover
右から他のアプリを選び同時に動かすことができる。

lowpower mode
すぐに電力消費を下げられる

CarPlay
Swift はOpen Source に。


watchOS 2
applewatchのOSが新しくなる。これはユーザーとしては歓迎できるし、そうだろうと思う。これからAppleWatchをよくしていくならこれも重要である。

コンプリケーション
これは時刻表示だけでなく他の特殊な機能として複雑な情報を文字盤に表示すること

コンプリケーションの表示のカスタマイズが増えて、より自由にディスプレイに表示できる。タイムトラベルは時刻を変えて、それに連動した天気、カレンダー情報をすぐに入手できるようにしている。ちょっと面白い機能だ。
ナイトスタンドモードは、充電中に時刻、日にちが表示される。
これは従来の目覚まし時計的であるが、充電が必要なアップルWatchには全体必要な機能だろう。

そしてこのカンファレンスは、誰のために開催されたものであるかといえば、多くのアップル製品のソフト開発者である。
その意味で新しいWatchKit for watchOS 2が作られたのはいいことだろう。

全体的に中国のマーケットをかなり意識したプレゼンテーションだった。
中国の都市がなんどもコメントに出てくるのである。


music

これは、アップルの持っているiTuneの音楽の全てにアクセスできる会費制システム。
これによっていつでも好きな曲が聴ける。global radio、これはラジオようのように曲が流れるようである。自分の好きな曲、ジャンル、アーチストが選べるのかどうかは分からない。もう少し詳しい情報が欲しいかも。
connectはもっと魅力的でアーチストとの交流場所まで提供している。ファンにとってはこちらの方がもっと魅力になるかも。
それよりも3ヶ月無料がいい。
アメリカでの料金は
music 
9.99ドル
14.99ドル 家族で6人まで

全体的にはどのOSも細かな改善が施されてあり、ユーザーフレンドリーな点はもっと改善していくようなので嬉しい。毎年のようにOSが良くなっていくのはユーザーとしては本当に嬉しい限りだ。ウィンドウズはこうはいかないから。ただ、革新的なアイディアは示されなかったのが残念。