OSX lion、iCloud はいったいどうなるか?

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サンフランシスコのWWDCのkey noteを眠くなりながらやっと全部見ることができた。

まずOSX lionは、

full screenで開いたソフトウエアを画面からずらしてデスクトップに戻る動作は俊逸である。これですべてのソフトがフルスクリーンで楽しめる。

ジェスチャーの充実はすごいズームがツーフィンガータップでできる。とかやっぱりフルスクリーンからデスクトップへ戻るのジェスチャーでできることだろう。

セーブかなりすごくなっているタイムマシーンのようにかなり作業過程に遡って戻ることができる。


今回の目玉でもあるiCloudとは?

まず疑問に思うのが、iCloudとMovile meとどこが違うのか?

Calenndar Mail Contactなどの情報がMovile meで繋がっているコンピューター、iPhone、iPadなどでは情報の共有化が以前からできていた。これはiCloudでも引き続きできる。
ここまではMovile Meでもできていたこと。

ここからは、iCloudが可能にしていること。
iTuneから購入した楽曲などのデータが同様に共有できるようになる。これは本当に嬉しい。以前からもiTuneに入れておく曲目が、パソコンの記憶容量によって決まっていた。これが解消できるのは相当いい。

またすべてのユーザーに対し、電子メール、ドキュメント、バックアップ用としてAppleのサーバに5Gバイトのストレージが無償提供される。5Gってすごい。それに、購入した音楽や書籍は、5Gバイトに含まれず、制限がないのだ。

では、今まで購入したCDから得たデータなどは、今まで通りノートブックに保存しておかなくてはいけないのか。答えはノーである。iTunes Matchを使うことで、ユーザーは、年間24.99ドルでCDからリッピングした音楽を含む自分の「コレクション全体」をiCloudサーバに保存することができる。すごい!!

そしてもう一つのデータは、画像である。この共有形式は、PhotoStreamと呼ばれる。画像データもiCloudで共有可能なのである。

今までコンピューターの記憶容量を占めて来たデータが、iCloudに収めることができる。これはすごい。これからは、iPad、iPhoneの購入時にメモリーが大きいものを選ぶ必要がなくなりそうである。

最後に、データのアップロード、ダウンロード量をどれだけに制限されるかが問題になるだろう。そしてご多分にもれず、iCloudの名称でアップルはまた訴えられている。